京都大学大学院教育学研究科 明和政子 研究室

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研究成果が「Developmental Psychobiology」、「Infancy」オンライン版、京都新聞に掲載されました!

  • 明和政子 教育学研究科教授の研究グループは、河井昌彦 医学部附属病院教授、今福理博、新屋裕太 教育学研究科博士後期課程両学生らとともに、医学部附属病院小児科で出生した早産児を対象に、周産期から乳児期の発達過程を継続的に調査しました。その結果、「予定日前後の早産児の高い声での泣きは、迷走(副交感)神経の活動の低さと関連する(成果1)」、「生後1年の早産児と満期産児とでは、他者への注意関心が異なる(成果2)」事実を明らかにしました。これらは、早産児が満期産児とは異なる神経成熟過程をたどる可能性を示唆するものであり、早産児に対する新たな発達評価、診断、支援法の開発に大きく寄与します。

 

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  • 掲載各社:京都新聞 (4月6日、23面)、EurekAlert!、Medicalpress、ScienceDaily、Medical Daily、noodls、Asian Scientist
  • DOI: http://dx.doi.org/10.1002/dev.21412
  • DOI: http://dx.doi.org/10.1111/infa.12144
  • Credit: Eiri Ono/Kyoto University

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