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  • 論文

明和研究室所属学生の研究成果が国際学術誌「Microorganisms」に掲載されました

当研究室、藤原秀朗 同博士後期課程、萩原圭祐 大阪大学特任教授らの共同研究グループは、3~4歳の日本人幼児257人を対象に、感情制御を含むいくつかの種類の認知機能が、腸内細菌叢や食習慣とどのように関連するかを検討しました。

その結果、この時期の感情制御の困難さには、炎症との関連が指摘される菌叢が関連していることが明らかとなりました。

また、感情制御の発達リスクは、緑黄色野菜の摂取頻度の低さや偏食(限定的な食事の好み)とも関連することがわかりました。

幼児期の感情制御は腸内細菌叢と関係する- 腸内細菌叢を活用した新たな発達支援を目指して- | 京都大学 (kyoto-u.ac.jp)

本研究成果は、2023年9月6日に、国際学術誌「Microorganisms」にオンライン掲載されました。

◆書誌情報

【DOI】https://doi.org/10.3390/microorganisms11092245

【KURENAIアクセスURL】http://hdl.handle.net/2433/285040

Hideaki Fujihara, Michiko Matsunaga, Eriko Ueda, Takamasa Kajiwara, Aya K. Takeda, Satoshi Watanabe, Kairi Baba, Keisuke Hagihara, Masako Myowa (2023). Altered Gut Microbiota Composition Is Associated with Difficulty in Explicit Emotion Regulation in Young Children. Microorganisms, 11(9):2245.

◆メディア掲載情報
日刊工業新聞(9月8日 21面)に掲載されました。